(有)一柳工業所

エントランスに多いガラス枠手すり付きの階段です。ガラスを差し込むのでササラが二重ササラになってます。単純に普通の階段の倍の数量工数と思われがちですが内外ササラをぴったり合わせるには各所補正修正が必要で溶接のたびに歪み抜きを行うなど手間ははっきり言って3倍以上です・・・このタイプは上り切った踊り場が本体デッキで床板無なうえササラは外周すべてと製作に非常に苦労しました。常にポイントや対角での寸法を確認、修正。ここまで苦労してもなかなか評価されない悩ましい形状です・・・

細かい部材で構成される製品の場合は実際に地組をして確認後修正調整しております。現場での取り付けがスムーズに行えます。建方職人さんよりご好評いただいております。

ウッドデッキ貼付け階段です。踏板にかなりの数の下地材（角パイプ）をつけなければならず、しかもメッキのため溶接箇所や溶接長など非常に気を使った階段で原寸、製作、修正と通常のものよりかなり手間と時間がかかった階段です。（手摺は弊社外工事です）色々と考えさせられ常に悩んだ階段でしたが今後の勉強にもなりました。

通常の階段に見えますが踊場部を柱が突き抜ける形状です。現場での建方時のことを考えて現場の職人さんがスムーズに組立できるよう考えました。これも通常の階段ならすんなりですが、いろいろ考えすぎて手間と時間がかかってしまいました・・・・（手摺は弊社外工事です）

PTA役員様よりのご依頼いただき製作しました。
既存の寸胴に合わせて製作、お安く製作したので当社残材を使ったため無駄にPL-4.5です（笑）
重いですが強風でもびくともしない安定感で屋外での利用でも問題なかったそうです。（組み立て式）

弊社手摺作成はしておりませんが取付PLの製作階段取付お受けします。メッキ加工時にひずみ変形でないよう考慮し各所曲げ加工等のご提案をさせていただいております。

工場の屋外架台の歩廊部分です。一度メッキ加工に出した後弊社に戻し縞鋼板の貼付けを行います。縞鋼板が3.2でしたので後貼でご提案製作させていただきました。他社製作で歪みが出て製品不良で大変だったそうですが、後貼でしたので歪みなく最終的には良い状態で現場に納めれました。床板メッキ加工での失敗は昔は多々ありましたが蓄積した経験とノウハウで原寸段階よりご提案ご相談させてもらってます。

分割式の仮設スロープの製作をしました。手摺はいつもなら当社外工事になりますが、格子のない仮設タイプで一箇所分のみということで自社にて対応いたしました。スロープは分割式ですが手摺は一体で現場付けとのご要望でしたので床レベルを現場同様に出して手摺を組立調整製作。実際に仮組して確認してますので現場での取り付けはスムーズに行えると思います。（現場の床レベルの仕上がり次第ですが・・・）手摺の形状にもよりますが少量であれば対応可能です。

年に数回はご依頼がある「建築士が製作のこと全く考えず設計したおしゃれ階段」です（笑）おしゃれ優先のため材料の選択や形状が？なものが多く製作に非常に手間と苦労がかかる階段です。この階段も工程各所でひずみや歪みが発生しその都度修正作業を行いましたた。仮組もササラが踏板の下に入るノコギリ形状のため各寸法、対角等確認しながらの作業で手間がかかり、本溶接後は熱収縮でさらにひずみ、歪み修正と各補修と通常の何倍もの工数でお金がもらえるか心配です（泣）歪抜き跡が多く痛々しいですが各誤差は２ｍｍ以内にまとめバッチリ決まりました。この後ＯＰ作業にてきれいに仕上がります。歪抜きはその時々の状態により難しいですが、長年の経験とノウハウでしっかりまとめております。

↑のおしゃれ階段（笑）の出荷時の様子で別角度からの画像です。
OP作業できれいに仕上がりました。歪みひずみ抜き作業の苦労の後は一切わかりません（悲）運搬時や保管時に変形しないよう仮固定材をセットしての出荷です。状況に応じて作成、取付しており建方時まで変形する心配が防げます。

片側のみ末広がり階段です。通常の螺旋階段と違い片側のみの螺旋形状ですので原寸段階よりかなり苦労しましたが段板ササラ各所隙間なくぴったり納まっています。

実際の設置状態で組付け調整行いますので現場での設置が確実に行えます。１段ずつ水平や角度ササラと踏板の密着度等注意しながら確実に組付けします。場合によってはこの状態のまま本溶接も行います。

図面が届くたび形状の変更があり短納期のため自社在庫材料でその都度手直しするなど何気に手間のかかった階段です。屋内階段ですがメッキ仕様と珍しい仕様です。もちろん設置状態で水平具合や各種調整修正行います。１段目～踊場～直階段部まで水平バッチリ決まりました。

螺旋の直径が大きいのとルーパーや手摺が踏板に付いてくるのを考慮して踏板は中間踊り場以外は現場組み立て方式です。トップリング部は傾斜がついており実は楕円形状です。この楕円が曲者で曲げ加工屋さんも苦労、それを組む当社もどえらい苦労しました。実際に基準台を原寸で製作して各寸法水平バッチリ出しました。本体との取合も実際に組んで調整確認。この後分解して運搬、協力業者様で手摺、ルーバー類を取り付けていただきます。画像で見るとあっけないですが原寸、製作ともどえらい苦労しました・・・もうやりたくないです・・が実績もできて自信にもなりました（笑）

狭所に多い踊り場で螺旋形状の階段です。螺旋部は通常蹴込なしでの製作のほうが工数や見た目仕上がり等でメリットが多いのですがこちらは蹴込あり厳守とのことで原寸製作切り込み等ちょっと苦労しました。（蹴込有りなのでどうしても角のポイントは見た目でズレが生じてしまいます・・・）踊場形状が特殊な場合はもちろん仮組で納まりを確認、場合によっては調整修正いたします。BL~FLレベルも合わせジョイント部のササラ、踏板ともぴったりなのを確認。バッチリ決まりました。

機械架台製作いたします。

１階から外壁に沿って一気に屋上まで上がる管理用階段です。途中に受梁がないうえ中間踊り場で有効幅がいったん広がり、曲がり角でさらに階段幅が狭くなるなど設計士のセンス？を疑う仕様です。弊社製作範囲いっぱいの長さでしたがポイント各所の対角寸法きっちり確認して最小誤差で製作しました。弊社分割無の階段長10000ｍｍ（１０Ｍ）まで対応できます。

お客様よりの依頼で当社社長が企画制作しました。Rで有名な某メーカースポーツタイプのレールにAM19系をつける際の段差を調整する部品です。（現在取り扱いを休止しています）

某家電量販店の屋外階段です。こちらの物件の階段は内部外部合わせて数基ご依頼いただき弊社にて製作させていただきました。（手摺は受PL取り付けまで、手摺本体は弊社外工事です）

弊社製作範囲を超える全長12Mのロング階段です。（通常は長さ10M幅２Ｍ迄）
図面を確認した際、全長１２Mで1本ものだったので中間梁があるので分割できないかご相談したのですが1本でとの回答。いやメッキ層入りませんよ～と思ったら県内に最大級15Mのメッキ層があることが判明。いや運搬が～とおもったらいつもお世話になってるM重建様が対応していただけるとでそれならやったるで！というわけで挑戦しました。加工台が１０Mまでしかないので新たに延長製作。ササラが長いので仮付け段階から常に対角等の寸法を確認。最終的に12Mで誤差１ｍｍ！にまとめバッチリ決まりました！あとは長すぎるのでメッキ時に変形しないかが心配なところです・・・

踏板表面に貼り物がくるタイプの階段です。図面より判断しまして溶接個所を選定しております。この階段は合計3基で中間階段の取合形状が特殊だったため仮合わせで確認しました。
取合箇所は各クリアランスやおさまりを確認して製作しております。仕上がりの状態や現場設置後の後工程の作業についても考慮し原寸、製作しております。場合によってはご提案ご相談させていただいてます。

またまた2重ササラ階段です。最近増えてきました。二重ササラは手間がかかるのであまりやりたくありません（苦笑）とはいえきっちり仕上げます。このタイプは隙間わずか９ｍｍとの指示でしたので溶接等かなり考慮しました。根太下地位置もなぜかミリ単位指定でしたので、二重ササラの結合部の調整確認も含め設置状態での仮組確認もきっちり行います。図面では指示ありませんでしたが建方時のことも考慮して吊り金物も取付します。最近増えてきた手間だけはすさまじい階段も製作～運搬～取付～使用時のことまで考えて一台一台確実に製作しております。

年に数回は～のおしゃれ階段です。まさかの新年一発目で食らいました（笑）現場名でピンときました。昨年歪み修正しまくったノコギリササラ階段と同じ現場の別棟です。当然同じ設計士・・・相変わらずの製作側への配慮全く無視の手間と苦労だけの階段です（泣）がそんなこと言ってられないのでしっかりまとめます。チャンネルササラはササラの段階で曲がり修正。手摺受PL付けてチェック、段板付けてチェックと各工程で溶接するたびに歪み修正入れていきます。上フランジのみの溶接になるのでどうしても曲がりが発生します。溶接もおしゃれに考慮して、ササラに影響が少なくなるよう工夫します。最終的にレーザーや水糸等デジタルアナログ駆使して曲がりや寸法チェック。各寸法ずれは２ｍｍ以内でまとめバッチリ決まりました。ＯＰ作業も白に近いグレー色で2度塗り3度塗りで最後まで手間苦労目いっぱいでした・・・（疲）あまりやりたくありませんが（爆）おしゃれ階段各種対応しています。

工場内の架台の点検歩廊です。ササラがPL-9で全長8000近くで1本物のため溶接ごとに歪が発生しその都度修正するなどXG21が後貼りため非常に苦労しました。おそらく安く済ませるため材料を軽くした結果のPL-9でしょうが作るほうは大変です。せめてPL-12にしてくれ・・・とも言ってられませんのでしっかり製作します。水平の台をセットして取付状態で製作。歪み出るたび逐一修正し各寸法もチェック。レベルや水平を確認しつつねじれも注意し影響の出ない溶接で仕上げます。図面には指示ありませんでしたが、建方時に玉掛け不可なことに気が付き吊り金物の取り付けを御提案しました。製作～取付～納まりまで考慮して製作しております。最近増えてきた通常の材料より軽くしたいのかワンランクツーランク下の材料指示・・・軽ければ安いと思われがちですがその分工数は増えます・・・・

またオサレ階段です。しかもまたF県の物件・・・あの設計士か？（笑）と疑わずにはいられない製作側への配慮一切なしの手間と苦労だけの階段です。今回は手間と苦労がさらにパワーアップ！（泣）ササラはPL-32のノコギリ、踏板は曲げだけで終わらずFBやアングル材を取付！メッシュはなんと異型格子！現場溶接箇所あり！その部分は床板後貼！とリクエスト山盛りでしたので原寸段階よりかなり考えました。製作も踏板部作成から手間と時間ばかりかかってしまいササラ溶接もPL-32もあると大変です。組立も常に各寸法や歪みを見越した調整等で神経すり減らして製作。特殊形状な点と現場での作業等もあるので設置状態での確認調整ももちろん行います。この後後貼り部分の開口部分を製作しメッシュ貼、OP作業で無事完成。設置状態で階高等もぴったりなのを確認。オサレ階段製作しんどいですがバッチリ決めますので費用のほうを・・・・お願いします！！（切実）

市内繁華街に建築の商業ビルの屋外階段です。屋外のため亜鉛めっきの加工になるため踊場はメッキ仕様にて製作しました。通常の根太仕様ですと不メッキ箇所や床板の歪みが出ますが、この仕様ですと歪みが出ない、余分に材料かからない、不メッキ箇所がなくなるため錆が出ない、水がたまらないなどメリットだらけですので図面作成の際気がつけばこちらの仕様を御提案しています。この物件は作図からでしたので各形状やおさまりを考えて御提案させていただき製作しました。狭小地の物件故相変わらずの踊り場で数段上がる階段でしたので実際に設置状態での仮組確認と調整はもちろん行います。8Fまでで17基近くの物件でしたので１～２Fと中間階、最上階と各所仮組確認、この後手摺屋さんの図面を参照に手摺PL取付して完了です。

メッキ歩廊です。床板のCHPLがメッキ時の変形防止のため現場取付仕様です。サラM６ボルトでの取り付けのため孔位置を正確に製作する必要があり溶接で歪みが出た場合は修正します。床板1枚当たりで17箇所もボルト取合ありますのでいつもの実際に現場で組み立てたのと同様に仮組確認します。確実な曲がり修正と一次加工ですべての床板で孔位置が一致するのを確認しました。仮組での確認調整を行いますので現場での取り付けが非常にスムーズに行えます。

よくあるメッキ階段と思いきや踊場部が異常に長い困った階段です。中間に受梁があったので製作や運搬、建方時を考慮して分割しては？とご提案しましたが分割不可との返答・・・仕方なく製作しましたがバランスは悪いわ踊場部が長すぎでひずみが出るわ積込時にトラック余分に必要になるわで最後まで大変でした。歪取りもしっかりやって対角寸法もしっかり確認。あまりの長さにメッキ加工時の変形が心配ですが加工はきっちりやっております。

改築や増築等で多い軽ミゾ鋼を使った階段です。取付場所が屋内で重機等は入れないとのことで軽量な軽ミゾ鋼をササラにした階段でさらに組み立て式です。正直一体で製作のほうがはるかに楽でお安いのですが、前述の理由で組み立て式での製作です。よく「重量無いから安いでしょ？」と言われますが、軽ミゾ鋼で組み立て式ですと溶接熱の歪み修正や仮組しての確認や調整修正に非常に手間がかかりなかなかご理解いただけないのが難点です・・・今回も面倒ですが組立状態での確認、修正調整もしっかり行いササラ部は歪み抜きを行います。軽ければ安い・・・ただその分手間と工数はかかります。ご理解いただきたいです・・・・

久々に螺旋階段です。今回は協力業者様（手摺工事）とのコラボです。現場は据え付けのみということで工場にて手摺取付していただきました。外側にササラの無いタイプですので寸法や角度合わせが非常にシビアで面倒ですが仮固定材を併用して溶接、手摺取付完了時に取り外す方法で製作しました。手間はかかりますが確実に製作できます。今回は7部屋分で左右周り2種製作いたしました。

狭小地のビルの屋内階段です。都内故の狭いビルで階段室も狭く階高も高く中間踊り場で一気に5段も上がる製作に困った階段です。（通常は3段程度、多くて4段程度です）本体鉄骨施工会社様と打ち合わせしてササラ形状はこちらで考え御提案させていただきました。とはいえ5段も上がるので踊場ササラは急こう配ですが形状を考え、ジョイント部も違和感なく収まるよう製作しました。特殊形状は必ず設置状態で確認。今回は踊場部でズレ等生じてしまいましたが調整。これを1階～1０階まで20基ありますが各階すべてで行いました。小さい階段ですけど手間と苦労と時間はてんこ盛りでしたがきっちりまとめます。

階段が専門ですが以前は建屋も製作していたので通常の建屋鉄骨も対応可能です。今回は柱以外のG梁、B梁、間柱、母屋、各部材関連の製作を担当させていただきました。母屋勾配がありの寄棟形状のでGPLの取り付け関係が複雑でピース数も多く苦労しましたが現場では何も問題なくきれいに収まりました。現場での建方や職人さんがスムーズに作業できるよう細かい部材一つ一つまで配慮して製作しております。

既存の建物内に設置するため人力搬入、取付の必要があるため組み立て式の階段です。今回は1台のみでしたので手摺まで製作しました。施工図からのご依頼でしたので搬入時や組立時、その後の使用等考慮して各形状や取合方法を御提案させていただきました。組立式なのでもちろん仮組確認は行います。この後メッキ加工へ出して完成です。